『おちこぼれフルーツタルト』を見て小金井散歩に行ってきた話
1 当日の記録
おちこぼれフルーツタルトが目下放送中ということで、舞台のひとつになっている小金井市周辺をぶらついてきた。以下、簡単な備忘録。
東小金井駅周辺について。北口はたしかに殺風景で、駅前のロータリーは空がとても広い。ただ、駅ナカのお店がいくつかまとまっていたり、近くに食品スーパーが点在しているので、買い物や飲食には困らない。南口は、牛丼屋とか、コンビニとか、パチンコ屋が雑然としている。(そもそも近場で買い物とか行くなら武蔵境にイトーヨーカドーもあるので特に心配する必要も無い。)
東小金井駅から小金井公園を目指しててくてく歩いていく。そこそこ距離がある。途中で「はだめし」さんで休憩する。11月分の衣乃ちゃんポストカードをもらう。
休憩後は小金井公園まで。正面口ではなく、スポーツセンター入口から入り、つつじ山広場やこどもの広場を抜けて、正面口に戻る。一応、「聖地巡礼」のつもりではあったのだけど、写真をあまり撮っていない。(いかんせん、周辺は住宅街だったり、公園内も親子連れが多かったりで、躊躇した。)
ネズミ荘(※非実在?)はおそらく小金井公園近辺にある(自信無し…)。東小金井駅に降り立った衣乃が、キャリーバッグをひきながら歩く2km弱の道のりに思いをはせる。出不精のためこうして散歩するのも久々だったが、実際の距離よりも遠く感じてしまった(はだめし経由だったので遠回りしたというのもあるが)。
劇中でそこまでクローズアップされていた覚えはないが、上京したての少女にとって町の風景はどう見えていたのだろう。故郷の岡山と似た景色だろうか(衣乃自身は農家の出だが)。開発から微妙に取り残されてきた、あるいは傍から見ると少し放置され気味の市街地が、「おちこぼれ系」の彼女たちの住まいとなるのは、ある意味必然だったのかもしれない。
2 余談
:自分の性格として、根を詰めて聖地巡礼することは難しそうだなと思った。作品の風景と実在の場所の重なり合いを特定することについては誰か別の人がやってくれているだろうと、(この場を借りて)多大な感謝の気持ちを捧げてみる。その意味でこのエントリーは情報量が皆無で、その点申し訳なく感じる。
自分は舞台となった場所を歩いているなかで、作品から省かれた風景を見たり、その省かれた風景のなかにもしかしたらいる(いた)のかもしれない彼女たちのことを、あてもなく考えてさまようことが性に合っていそうだ(多かれ少なかれ、みんなそういうことをしているんだろうと思う……)。
:小金井の歴史について。小金井公園周辺(というか真南)には玉川上水が流れている(小金井橋~陣屋橋、関野橋あたり?)。おちフルといえば聖水ネタが多いので、「水」つながりで不思議な因縁を感じてしまう(むりやり)。
:野菜の無人販売所について。モデルとなったらしい島田園にもおちフルのポスターが貼ってあった。この野菜の無人販売所については、「江戸の農家みち」という取り組みにも参加している直売所であるということを知った。小金井公園の正門あたりを突っ切るかたちで「農家みち」の直売所がそこここに点在している。
参考:「2015.05.06 小金井 江戸の農家みち -直売所マップ&「農家みち」という名前がついたのは(物語屋)-」『Shitteru Koganei』https://shitteru-koganei.net/archives/2136
3 最後に
:そういえば、はゆちゃんのポストカードも手に入れた(ビルドルセさんにて)。他のポストカードももらおうと思うと、武蔵小金井周辺にもう一度行く必要がありそう。
:ブロ子の歌はどの円盤に収録されるのでしょうか……。