2020年2月22日(土)『スター☆トゥインクルプリキュア』感謝祭プレミアム公演@中野サンプラザホール備忘録

1 はじめに

 例によって自分用の備忘録ということでメモを残しておきたい。いや本当にライブとかイベント行ったその日に一気に書いておかないと書く機会が失われてしまう(メモしておこうと思いつつメモしていないイベントが無数ある)。参加したのは東京公演・土曜夜の部。

2 朗読劇

 以下の記述について、必ずしも時系列ではないので申し訳ないです。朗読劇は最終回の例の「きらヤバ……」の映像からスタート。舞台は中野の居酒屋、15年後の女子会(「なぜ中野……」というツッコミは無しで)。完全に「令和2年の中野」。近未来の舞台を考えるだけの余裕(予算)が無いらしい。

 最終回の公式後日談ということに実質的になるのなら、あの光に包まれてひかる(と他の乗組員)が消えるということはなさそう。

 5人が頼んだお酒について。
・ひかる:梅サワー
(梅干しと星がかかっているんだと思う……。)
・ララ:カルーアミルク
(お前お前お前大学生の飲み会かお前お前お前かわいいな)
・えれな:テキーラ
(「ちゃらい」とのツッコミが入る。)
・まどか:生ビール(中)
(仕事のストレスで飲まなきゃやってられない。飲み会の注文も手慣れている。ホッケの大きさを聞いている謎のリアル……。)
・ユニ:ふぐのひれ酒
(中の人的にウォッカやないんかい。実質これ『ヤバい○○』でしょ)

 飲み会の途中、5人をナンパしようとする男達……かと思いきや、ひかるにサインをねだるだけだった。今や宇宙飛行士として著名で街頭でサインを書くだけで3時間なんてことも。ララも母星で人気らしい。

 えれなはナンパも意に介さない(中野でナンパするのはちょっと変……という感じだが)。ちなみに語学の上達という話題で「異国の恋人をつくること」が近道だと言っていた。まどかは父親からお見合いを勧められるが断った(「自分の人生は自分で決める」ということで会場から拍手)。

 えれなの通訳業について。ララの日本語の上達はAIのおかげというくだりで、えれながぶち切れ。翻訳や通訳はAIの台頭できびしい。なんなら声優もきびしいという楽屋ネタ?「私たちはハートを大事にしている(ハートを伝えてる)んだ」ということらしい。

 ひかるとララの再会の一件でまどか(とその所属部局)に迷惑がかかり、まどかはもみ消しに奔走。まどかがひかるにぶち切れ。ひかるは高倉健のモノマネで応酬(東映のロゴがモニターに映し出される)。謎の権利ギャグで言えば、ナージャネタの使い方とか、ナージャファンがあの場にいたら結構ギリギリじゃないですかね……。

 飲み会の終盤は地獄の変身合唱。これ大学OBが飲み会で応援歌とか歌い出すやつ……。しまいには吐くララ。ゲロインの貫禄……。

 おおまかに言えば上記の内容が含まれており(だいぶはしょったかもしれないが)、かなりカオスだった。いや、めちゃくちゃ感動する朗読劇を想像していたらまったくそんなことはなかった。

3 生アフレコ

 26話のパジャマパーティー。自分のことべらべらしゃべるなんてと訝しむユニは辛辣ではあるけれど、一面ではそのとおりである。とはいえ、これまでこの5人が出会う前はそれぞれがそれぞれのかたちの孤独を抱えていたことを認識し、少しじんわりしてしまった。

 アフレコではモニターの絵と同じような顔になってしまうらしく、この場面もしっとりとしていたらしい。(そして観客の我々は今日このときモニターだとやすきよさんかみかこしさんか誰か言っていたような。)

4 トーク

 オーディション蔵出し話。オーディションを受けたときは別のプリキュアも受けていたとのこと。

 成瀬さん:受けていた役はキュアソレイユ。監督によると「お姉さん成分が足りない」。歌のオーディションでは踊っていたらしく、それもまた星奈ひかる/キュアスターらしい。

 小松さん:受けていた役はキュアソレイユ。キュアソレイユの倍率の高さ……。監督によると「キュアソレイユだと強すぎる。つなわたり感、ギリギリ感でセレーネに。セレーネアローの解放感も。」

 安野さん:受けていた役はキュアセレーネ。演じ方が北大路さくら感あった。監督談をあまり覚えていないが、年長組のバランスを考えたらしい。

 小原さん:受けていた役はキュアスター。監督による「ポンコツらしさ、大人になろうとしてなりきれていない感じがキュアミルキーだった」とのこと」。この話を聞いて声を出さずに思わず(「それ!!!!!!!!!!!」)と独り言ちでしまった。

 上坂さん:受けていた役はキュアコスモのみ。マオ、ユニ、コスモといろいろな顔があるので演技の難易度が高い。ここでキュアミルキーの決めセリフをやってみることに。やはりうまい。かなり寄せている(が、一方で媚び感がすごい。言い換えればポンコツ感はあまりないのかもしれない)。

5 その他箇条書き

 :小原さんのあいさつで少し涙ぐんだ。成瀬さん共々子どもと触れ合う機会が2人は多い。劇場版のイベントで子どもの観客から「ユーマは夢を叶えたんだね」と言われ、小原さんが「今度は君が夢を叶える番だよ」(君はどんな夢を叶えるのかな?というニュアンスだったか)と返したということで号泣……。ちなみに小生、ライブパートでTwinkle Starsをやったときもふつうに泣きそうになりながらペンライトを振っていた(緑で……)。

 :プルンス役吉野さんのビデオレター。詳細は省くけれどいろいろシッチャカメッチャカだった。

 :キャラクターショー(カッパードやテンジョー、ノットレイがそれぞれセレーネ、ソレイユ、コスモに変身とか)やキャラソンライブもよかったです。キャラクターショー、技の演出などのための移動モニターの使い方とかおもしろかった。スーツアクターもなかなか大変。ライブについて、2階席だったのでスタンディングで動けないので消化不良感はあった。双眼鏡を持っていくの忘れて後悔した。

 以上、簡単な備忘録です。総評として行ってよかったです。思い出深いプリキュアの年(代?年度?)になりました(あと、コロナ禍で本当にギリギリのタイミングでの開催でしたね……)。