『スター☆トゥインクルプリキュア』第6話「闇のイマジネーション!? ダークペン出現!」感想メモ

 繁忙期でアニメが溜まっていく一方です……。もうダメかもしれない。『スター☆トゥインクルプリキュア』の第6話を見ました。以下、つらつらと思ったことをメモしていきます。

 4人は知り合って間もない中でどう戦っていくのか。ひとつの方向性が示された回であったように思いました。空見遼太郎(以下、そらじい)から、星座のつながりに人間関係におけるつながりをなぞらえた話をされていた場面は非常に象徴的だったと思います。

 第二に、ララやフワやプルンスといった地球外存在の秘密を隠し通すという共犯関係が無理やりつくりあげる関係がありそうだと感じました。これはセリフで明示されているわけではないと思いますが、そらじいにフワが見つかりそうになったときに、咄嗟にえれなとまどかがフォローに入った場面を見てそう感じたわけです。

 なお、「秘密を隠し通す」だけでなく、その秘密を隠し通すことが父親への背信になってしまう(しかし嘘をついてでも守るべきものがある)というのが香久矢まどかに課せられた業でありそうですね。これは5話を参照。

 香久矢冬貴(まどか父)は宇宙政策関連の政府高官であり、話の本筋に何らかの形で関わってくるとは思うのですが(設定を生かしきれない限りは……)、そのように考えたときに、メインの4人の中で一番なし崩し的に関与しているのがえれなのような気がします。その意味で掘り下げに期待。

 そらじいのフォローの話に戻ると、ララはサマーンでは成人であるとは言え、極限状況でララ自身の力ではどうにもならないこと、ひかるのフォローではうまくいかないことがあることを考えたときに、身近な年長者のフォローが重要になってくるように思いました。そらじいの言葉を受けて素直に協力をお願いするララですが、どのみちそうせざるを得ないのがつらいところでもありますね。

 3話でひかるとララの距離が縮まったと思ったんですが、まだ一筋縄ではいかないところがあるな~とも感じました。若干脱線ですが、「効率的だから」名前呼びをしているララなのですが、名前呼びに別の意味(親密さの証)が付与され、それをララ自身が自覚する回とかがあったら良いな~と思いました。

以下、その他。
プラネタリウムや大量の宇宙関連の書籍を見てアナログオヨ~と感じたりはしなかったのでしょうか。もう地球の文化水準は把握してしまったので、特に驚くべきことでもない、という感じでしょうか。
:来週はロケット修理回。予告でガチで修理のための材料を調達していて笑いました。何気にいわゆるリケジョ(理系女子)とか、そういう存在に対する感覚を取り入れているんでしょうか。まあ過去シリーズでもほのかが科学部とか、そういうのはあったはずですが。「プリキュアを見て将来ロケットに乗ろう/ロケットをつくろうと思いました」って子が出てくると良いですね(良いのか?)
:OPEDは映画『プリキュアラクルユニバース』仕様でした。映画公開にあわせて4人結成までを描かなければいけなさそうなので、関係をつくっていくのが割と突貫工事だなあと感じないわけではない……。